皆さん、こんにちは。今日も1日、育児にお仕事、本当にお疲れ様です!
「1ページ、1歩。子供と一緒に学ぶ記録」 そんなテーマを掲げて、日々娘の成長を追いかけている当ブログですが、今回は少し「歩みを止めた日」のお話をさせてください。
新学期が始まってしばらく経った頃や、夏休み・冬休みといった長期連休の明け。皆さんのご家庭では、お子さんの様子はいかがでしょうか? 我が家の小学1年生の娘は、普段は元気いっぱいで学校に通っているのですが、連休明けや学校のペースに体が追いつかない時、見事に「大フリーズ」を起こします。世間ではよく「小1の壁」なんて言葉で、学童保育の問題や学習面での壁が取り沙汰されますが、親として一番リアルに感じる壁は、この「心と体のガス欠」による壁かもしれません。
つい先日のことです。 夕方、私が仕事を終えて帰宅すると、いつもなら「パパおかえりー!」と飛んでくるはずの娘が、どんよりとしたオーラを纏ってリビングに座っていました。
夕飯の時間になっても、お風呂の時間になっても、明日の準備の時間になっても、全く動こうとしません。 普段なら、少し気乗りしない時でも「いらっしゃいませ!本日のディナーはこちらのレストラン風プレートです!」と店員さんごっこをして気分を乗せたり、「一番風呂への特急列車が発車しまーす!」と遊びを交えて声掛けをすると、ケラケラ笑って動いてくれるのですが……。
この日は違いました。 何を提案しても、どんなに楽しそうに誘っても、返ってくるのは「いや」「やりたくない」の言葉だけ。見事なまでの全拒否です。
「こりゃあ、相当お疲れモードだな」 そう思い、少しだけペースを任せて放っておくことにしました。すると数分後、ふとリビングを見ると、娘がお気に入りのクッションを抱え込み、ソファに沈み込むようにしてウトウトしているではありませんか。今にも夢の世界へ旅立ちそうな、とろんとした目をしています。
隣に座って頭を撫でながら、「今日、何か疲れることあったの?」と優しく聞いてみました。 すると、ぽつりぽつりと理由を話してくれました。 どうやら、学校からの帰り道、近所の上級生のお姉さんたちと一緒に帰ってきたようなのですが、歩くペースが早くて、一生懸命走ってついて帰ってきたとのこと。さらに学校でも、新しい係の仕事で気を張っていたようです。
それを聞いて、私はハッとしました。 大人だって、連休明けの仕事は足取りが重くなります。私も仕事柄、気疲れする業務が続いたりした日は、「もう何もしたくない…」とソファにダイブしてしまう日があります。
ましてや、彼女はまだ小学1年生。 重いランドセルを背負い、風にあたりながら、上級生の大きな背中を必死に追いかけて走ってきた小さな足。大人が思っている以上に、小さな体と心で「外の世界」で頑張り、エネルギーを使い果たして帰ってきたのです。
「そっかそっか、それは疲れちゃったね。上級生に追いつこうと、いっぱい走って偉かったね」 そう声をかけると、娘は安心したのか、少しだけ目に涙を浮かべてコクリと頷きました。
そこで私は決意しました。 「よし!今日はもう、小学生はお休み!今夜だけ『園児』に戻る魔法をかけます!」
そこからは、パパによる「至れり尽くせりフルコース」の開幕です。 まずは夕飯。普段は自分で配膳を手伝い、お箸を使って綺麗に食べる約束ですが、今日は特別。私が食べやすいようにおかずを取り分け、時には「はい、あーん」と口まで運んであげました(少し照れくさそうに笑っていました)。
続いてお風呂。これも普段は「自分の頭は自分で洗う」事が多いですが、今日はパパの美容室がオープン。「お客さま、痒いところはございませんか〜?」と言いながら、頭の先から足の先まで、私が全部洗ってあげました。温かいお湯に浸かりながら、娘の表情から少しずつこわばりが解けていくのがわかりました。
そして最後にして最大の難関、宿題のプリントです。 普段は机に向かって姿勢良くやるのがお約束。でも今日は、「1ページ、パパの膝の上」です。私がソファに座り、その上に娘を抱っこするように座らせて、後ろから包み込むようにして一緒に鉛筆を持ちました。まるで幼稚園の頃、一緒に絵本を読んでいた時のような密着感。時間はいつもの倍かかりましたが、文句を言うことなく、最後までやり遂げることができました。
歯磨きも済ませ、布団に入った娘は、すっかり穏やかな顔に戻っていました。
「今日はパパのフルサービス、どうだった?」と聞くと、「ふふっ、最高だった」と可愛い笑顔。 「外でいーっぱい頑張って疲れた日は、いつでも園児に戻っていいからね。パパがいっぱいお世話してあげる。……でも、明日は元気になったら、自分のことは自分でできるかな?」 そう問いかけると、娘は小さな小指を差し出して、「うん、明日は自分でやる。やくそく!」と指切りをしてくれました。
そして、あっという間にスヤスヤと寝息を立て始めました。
子供が成長していく過程で、「自分のことは自分でさせる」という自立を促すことはとても大切です。でも、大人にだって休みたい日、誰かに甘えたい日があるように、子供にだってガス欠になる日があります。 そんな時は、無理に「小学生なんだから」と背中を叩くのではなく、思い切って以前の「園児」の時代に戻してあげる。たっぷり甘えさせて、心の充電タンクを満タンにしてあげることも、長い子育ての道のりにおいては立派な「疲れの対策」になるのだと、娘の寝顔を見て確信しました。
「戻れる安全基地」があるからこそ、子供はまた明日から外の世界へ飛び立っていけるのだと思います。
さて、全国のパパさん、ママさん。 皆さんのご家庭では、お子さんが「もう無理!限界!」と疲れ切ってしまった時、どんな風に対策をしていますか? 我が家のような「園児に戻すタイムスリップ作戦」以外にも、「こんな声掛けが効くよ!」「我が家の特別メニューはこれ!」といったアイデアがあれば、ぜひぜひコメント欄で教えてください!皆さんの知恵をシェアして、一緒にこの「壁」を乗り越えていきましょう!


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