小1の壁はトイレにも? 娘と乗り越えた入学前の「和式トイレ」大特訓!

子育て

小学校入学を控えた親御さんの間でよく話題に上る「小1の壁」。多くの方は、学童保育のお迎え時間の問題や、働き方の見直し、夏休みの過ごし方などをイメージされるかもしれません。もちろん親としてのそれらも大きな壁なのですが、今回実感したのは、子ども自身が直面する「小さな、でも本人にとってはとても大きな壁」があるということです。

それが、ずばり「小学校のトイレ問題」です。

今日は、我が家で入学前に取り組んだトイレ対策について、お話しさせてください。同じように入学を控えるお子さんを持つパパさん、ママさんのヒントになれば嬉しいです。

授業中にトイレに行きたくなったら? タイミングの壁

保育園や幼稚園では、先生が「おトイレ行こうね〜」と定期的に声をかけてくれたり、遊びの合間に自分のタイミングで行けたりしましたよね。でも、小学校に入ると生活リズムがガラッと変わります。

基本的には、45分間の授業中は席に座っていなければならず、トイレに行けるのは間の短い休み時間になります。これ、大人にとっては当たり前のことでも、新1年生にとっては結構なプレッシャーなんですよね。「もし授業中に行きたくなっちゃったらどうしよう…」と、娘も少し不安そうにしていました。

そこで、パパと娘で作戦会議を開きました。

まず教えたのは、「休み時間のどこかで一回はトイレに行ってみる」という習慣づけです。「出なくてもいいから、とりあえずトイレの個室に入ってみようか。そうすれば授業中も安心でしょ?」と伝えました。 そして、特に重要なのが「給食の後」。お腹がいっぱいになるとトイレに行きたくなるのは自然なことなので、「給食が終わったら、昼休みに遊ぶ前にまずトイレに行っておこうね」と約束しました。

でも、どんなに気をつけていても、授業中にどうしても行きたくなることだってあります。そんな時は、我慢せずに先生に伝えることが一番大切です。 「『先生、トイレに行ってもいいですか?』って、授業中に手を挙げるのは少し勇気がいるかもしれないけど、先生は絶対に怒らないから大丈夫だよ。パパも小さい頃、どうしても我慢できなくて言ったことあるよ(笑)」と、パパの失敗談(?)を交えながら、伝える練習も何度かやってみました。家でパパを先生に見立てて「先生、トイレ!」と元気に手を挙げる娘の姿に、少し頼もしさを感じました。

最大の難関! 未知との遭遇「和式トイレ」

タイミングの次は、設備の壁です。最近は洋式トイレが主流になり、ご家庭でも商業施設でも、ほとんどが洋式ですよね。我が家もご多分に漏れず洋式のみ。娘は生まれてこのかた、和式トイレというものを使ったことがありませんでした。

しかし、小学校のトイレ事情を調べてみると、改装されて洋式が増えているとはいえ、まだ和式トイレが残っている学校も多いとのこと。万が一、洋式が全部埋まっていて和式しか空いていない時にパニックになって漏らしてしまっては可哀想です。

「よし、和式トイレの特訓だ!」

そう思い立った私は、休日に娘を連れて、少し離れた場所に住む曾祖父(ひいおじいちゃん)の家へ遊びに行くことにしました。実は、築年数の古いひいおじいちゃんの家は、今でも和式トイレなんです。しかも、昔ながらの汲み取り式(いわゆるボットン便所)!

到着して早々、「ちょっとトイレ借りるね〜」と娘を和式トイレに案内しました。ドアを開けた瞬間、娘の動きがピタッと止まりました。

「パパ……これ、どうやって座るの?」

洋式便座がない空間に、ぽつんと置かれた和式便器。娘にとっては完全に未知の物体との遭遇です。 パパは実演を交えながら、「金隠し」と呼ばれる丸いドーム状の方を前にしてしゃがむこと、足の位置は便器の左右に置くことなどを教えました。「カエルさんみたいにしゃがむんだよ〜、ケロケロ」と冗談めかして言うと、娘も少し緊張が解けたのか、一生懸命カエル座りの練習をしてくれました。

しかし、ここで予期せぬ事態が。 しゃがんだ娘の視線が、便器の奥の深い深い暗闇(汲み取り口)に向けられたのです。

「パパ……この下、どうなってるの? どんぐり落としたら音が鳴るかな?」

なんと、怖がるどころか、汲み取り式トイレの構造に興味津々! 身を乗り出して中を覗き込もうとするではありませんか! 「わわわ! ストップ! そこはブラックホールだから覗いちゃダメ!」と慌てて引き止めるパパ。ひいおじいちゃんもその様子を見て大笑い。結果的に、和式トイレに対する恐怖心は全くなくなり、むしろ「ちょっと不思議な冒険」のような楽しい思い出としてインプットされたようです。

準備が子どもの「安心」に繋がる

ひいおじいちゃんの家での特訓のおかげで、娘は和式トイレでのしゃがみ方や、スカートやズボンを汚さないためのコツをバッチリ掴みました。これで、学校のトイレで和式しか空いていなくても、きっと堂々と用を足せるはずです。

小学校入学に向けては、ひらがなの読み書きや算数セットの名前付けなど、目に見える準備に追われがちです。もちろんそれも大切ですが、今回のような「トイレの行き方」や「傘の開き方」「雑巾の絞り方」など、生活面の些細な変化に対する準備も同じくらい重要だと痛感しました。

子どもにとって、初めての小学校生活は期待と同じくらい不安でいっぱいです。「小1の壁」は、親だけが乗り越えるものではなく、子どもと一緒に手をつないで乗り越えていくものなんですよね。 事前にできる準備をしてあげることで、子どもは「あ、これパパと一緒に練習したやつだ!」と安心して学校生活を送ることができるはずです。

さあ、全国の新1年生のパパさん、ママさん。一緒に「小1の壁」を笑顔で乗り越えていきましょう!

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