ある日、娘が学校から1枚のプリントを持ち帰ってきました。 タイトルは「自分でできること」。生活科の授業で配られたもののようで、プリントには「いつもしていること」や「これからしたいと思っていること」に丸(〇)をつけましょう、と書かれていました。
娘が丸をつけた項目は、ずばり「食器洗い」「買い物」「洗濯」「掃除」の4つ。 パパとしては、「おっ、こんなにいろいろとやる気があるんだな!」と頼もしく思い、感心してしまいました。
「買い物」については、最近少しずつですが、近所のスーパーまでおつかいを頼むことができるようになってきました。「車に気をつけるんだよ」「右左よく見てね」と近くで見守るパパの心臓はいつもバクバクですが、本人は得意げに牛乳や卵を買ってます。
「洗濯」も、休日は私が取り込んだ洗濯物の山から、自分の靴下やタオルを見つけては、小さな手で一生懸命に畳んでくれることがあります。時々、袖がぐちゃぐちゃになっていたり、裏返しのままだったりもしますが、それもまたご愛嬌。「パパ、上手にできたでしょ?」とドヤ顔で見せてくる姿が可愛くて、つい「すごいね!助かるよ、ありがとう!」と褒めちぎってしまいます。
「食器洗い」はまだやらせていなかったのですが、プリントを見た後に「やってみたいの?」と聞いてみました。すると、「うん!あわあわでお皿ピカピカにしたい!」と目を輝かせていました。今週末、安全なプラスチックのコップや、自分のお茶碗から、キッチンに踏み台を用意して一緒に洗ってみようかと話しています。
ここまでは、とても順調で微笑ましい成長の記録です。 しかし、パパが思わず「えっ?」と二度見してしまった項目があります。
それは……「掃除」です。
我が家の現状を正直にお話ししましょう。 娘が学校から帰ってくると、まず玄関からリビングへの導線に帽子がポイッ。そして、一番の相棒であるはずのランドセルは、所定のラックに戻されることなく、リビングのど真ん中に「ドスン」と鎮座しています。
おやつを食べ終わると、今度は怒涛のおもちゃタイム。お絵かきセット、ぬいぐるみ、ブロックが次々と床に展開されていきます。最近のマイブームは「秘密基地作り」のようで、ソファのクッションやパパの毛布を総動員して、見事な要塞を築き上げます。もちろん、遊び終わった後は文字通り「足の踏み場もない」状態。
「これのどこが『掃除ができる・したい』なんだ……?」 パパの頭の中には、大きめのハテナマークが浮かびました。
気になった私は、夕食後に娘と少し話し合ってみることにしました。 「ねえねえ、このプリントの『おそうじ』に丸がついてるけど、いつもおもちゃ出しっぱなしじゃない? ランドセルも床で寝んねしてるよ」 と、なるべく優しく、でもチクリと聞いてみました。
すると娘は、悪びれる様子もなくニコッと笑ってこう言ったのです。 「だって、パパがしてくれるから良いじゃん!」
……ガーン。 雷に打たれたような衝撃でした。
確かに、私が仕事から帰ってきて散らかった部屋を見ると、つい「もう、しょうがないな〜」とため息をつきながら、ササッと片付けてしまっていたのです。疲れていると「片付けなさい」と注意して見守るよりも、自分でやってしまった方が早いし、楽だからです。 しかし、その私の行動が、結果的に娘の「自分で片付ける」という機会を奪い、成長の邪魔をしてしまっていたのだと痛感しました。
「娘がしないから」といって、親が先回りしてすべてやってしまうのは良くないこと。頭ではわかっていたつもりでしたが、完全に「甘やかしパパ」になってしまっていました。
でも、前向きに考えれば、娘はこのプリントで「掃除」に丸をつけて、「したいことリスト」に入れたのです。つまり、心のどこかでは「自分でお片付けできるようになりたい」という前向きな意欲があるはず。
「そっか、パパがいつもやっちゃってたね。ごめんね。でも、娘ちゃんも『おそうじ』に丸をつけたってことは、本当は自分でピカピカにできるかっこいいお姉さんになりたいんじゃない?」 そう語りかけると、娘は少し照れくさそうに「……うん」とうなずきました。
「じゃあ、これからはパパが全部やるんじゃなくて、一緒に片付けようか。ランドセルのお家(ラック)に帰してあげるのも、娘ちゃんの大事なお仕事ね」 「わかった!一緒にやる!」
そうして私たちは、今度の休日に、一緒におもちゃ箱の整理と、娘のスペースのお片付けをすると約束して、しっかりと指切りげんまんをしました。 娘の「やりたい」という気持ちの芽を摘まないように、少し時間がかかっても、これからはグッと堪えて見守る忍耐力を、パパ自身も鍛えなければならないなと反省した出来事でした。
子育ては日々学びの連続ですね。親が先回りしすぎないことの大切さを、小1の娘に教えてもらったような気がします。
最後に、ブログを読んでくださっている皆さんにぜひお聞きしたいことがあります。 お子さんに「自分から片付けよう!」と促すために、どのような工夫や声かけをしていますか?*「お片付けの歌を歌う」「タイマーを使ってゲーム感覚にする」など、皆さんのご家庭でのアイデアや成功体験があれば、ぜひコメント欄で教えてもらえると嬉しいです!新米パパに、どうか愛の手をお願いします!
じぶんで できるかな? チェックリスト(ドリル)
学校(がっこう)のプリントみたいに、おうちでも「じぶんで できること」を ふやしてみよう! 「いつも していること」や「これから がんばりたいこと」に、〇(まる)をつけてみてね。
- ( ) あさ、一人(ひとり)で おきる。 目(め)が さめたら、パパに おこされるまえに おきてみよう。
- ( ) 元気(げんき)に あいさつを する。 「おはよう」「いってきます」「ただいま」を 大きな 声(こえ)で いってみよう。
- ( ) 外(そと)から かえったら 手(て)を あらう。 おうちに 入(はい)ったら、石(せっけん)で 手(て)を きれいに あらおう。
- ( ) じぶんで おきがえを する。 あした 着(き)ていく ふくを、夜(よる)のうちに 用意(ようい)してみよう。
- ( ) ごはんを さいごまで たべる。 すききらいしないで、おさらを ぴかぴかに できるかな?
- ( ) ランドセルを きめた ところに おく。 おうちに かえったら、床(ゆか)におかないで、決(き)めた 場所(ばしょ)に もどそう。
- ( ) 使(つか)った おもちゃを かたづける。 あそび終わ(おわ)ったら、つぎに あそぶときのために きれいに しよう。
- ( ) はを きれいに みがく。 虫歯(むしば)に ならないように、しっかり「しゃかしゃか」しよう。
- ( ) ぬいだ くつを ならべる。 玄関(げんかん)で くつを 脱(ぬ)いだら、前(まえ)を 向(む)けて そろえよう。
- ( ) おうちの 人(ひと)の おてつだいを する。 おさらを はこんだり、おそうじをしたり、パパを たすけてあげよう。


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