【小1算数】「かさ・ひろさ」を楽しく攻略!家にある物でできる体験学習のススメ
数字の計算は何とかこなせても、子どもたちが最初につまずきやすいのが「単位」や「量」の感覚です。
「どっちがたくさん入る?」「どっちが広いの?」
教科書のイラストを見るだけではなかなかピンとこないこの感覚。わが家の小学1年生の娘も、テストの図解問題を見ては「うーん……」と首をかしげていました。
そこで先週末、自宅にあるものを使って「かさくらべ(体積)」と「ひろさくらべ(面積)」の体験学習をやってみました。今回は、その時の様子をブログにまとめてみたいと思います。
1. 成長を感じる「コップ」のかさくらべ
まずは「かさ(容積)」の勉強です。用意したのは、娘が保育園時代に愛用していた小さなプラスチックのコップと、今使っている少し大きめのコップ。
「どっちに水がたくさん入るかな?」
娘は「今のコップ!」と即答。でも、どれくらい違うのかは分かりません。そこで、今のコップになみなみと水を入れ、それを昔のコップに移し替えてもらいました。
「あ! あふれちゃう!」
娘が慌てて声を上げました。小さなコップに収まりきらず、シンクにこぼれ落ちる水。これこそが「量」の差を視覚で理解する瞬間です。「お姉さんになったから、飲む水の量も増えたんだね」なんて会話を挟むと、娘は少し照れくさそうに、でも誇らしげに笑っていました。
2. 「何杯分?」で学ぶ、比較の基礎
次に応用編として、水筒とタンブラーを用意しました。今度は[共通の単位(今のコップ)」を使って、いくつ分入るかを調べます。
- 水筒: コップ8杯分
- タンブラー: コップ6杯分
「水筒は8回、タンブラーは6回だったね。どっちが多い?」
「水筒!」
「じゃあ、どれくらい多いかな?」
「えーっと……8引く6だから、2杯分!」
| アイテム | コップの数 | 比較結果 |
| 水筒 | 8杯 | +2杯多い |
| タンブラー | 6杯 | – |
単に「こっちが大きい」で終わらせず、「〇杯分多い」という数値化に繋げることで、算数としての理解がぐっと深まったようです。
3. 重ねて分かる「ひろさくらべ」の魔法
続いては「ひろさ(面積)」の学習です。使ったのは、毎日学校に持っていくハンカチと、家で使うミニタオル。
「どっちの布が広いのかな?」
見た目だけでは分かりにくいとき、どうすればいいか。
「端っこをピタッと合わせてごらん」とアドバイスすると、娘は真剣な表情で角を合わせ、重ね合わせました。
「あ、ミニタオルがはみ出してる! こっちの方が大きい!」
正方形に近いもの同士なら、こうして「重ねて比べる(直接比較)」のが一番分かりやすい。折り紙、教科書、キャラクターカード……家中のあらゆるものを重ねては、「こっちの勝ち!」と陣取り合戦のように楽しんでいました。
4. 方眼紙と色塗りで「面積」の概念へ
最後は少しレベルアップ。定規を使ってノートに小さな正方形のマス目をたくさん書き、そこを色塗りするワークを行いました。
- 9個分のマスを青で塗る
- 11個分のマスを赤で塗る
- 12個分のマスを黄色で塗る
「形が違っても、塗ったマスの数が多い方が『広い』んだよ」
娘は夢中で色を塗り、最後には「12個分が一番大きい!」と正解にたどり着きました。
これは将来学ぶ「平方センチメートル」への第一歩。マスの数を数えることで、複雑な形の広さも比べられることに気づいたようです。
5. まとめ:パパの独り言
今回の体験を通して感じたのは、「算数は机の上だけで完結しない」ということです。
お風呂で湯船に浸かっている時、料理を手伝ってもらっている時、洗濯物を畳んでいる時。日常には「算数の種」が至る所に転がっています。
「どっちが多い?」という問いかけを、親子のコミュニケーションの中に混ぜるだけで、子どもにとっては最高の教材になります。ブログを読んでくださっている皆さんも、ぜひお子さんと一緒に、家の中の「かさ」と「ひろさ」を探してみてください。
娘の成長を「コップ一杯の水」で実感できた、少し特別な週末の午後でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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【親子で挑戦!】かさくらべ・ひろさくらべ 練習問題10問
学校のテスト形式に慣れるための、オリジナルの練習問題です。実際の写真やイラストを見ながら、お子さんと一緒に解いてみてくださいね。
第1部:どっちにたくさん入る?「かさ」の問題
【問題1】 形がちがう2つのコップに、水がいっぱい入っています。どちらのほうが「かさ(水の量)」が多いでしょうか?
- A: せがたかくて、細いコップ
- B: せがひくくて、どっしりしたコップ
- (ヒント:どちらかのコップの水を、もう片方にうつしてみると…?)

【問題2】 魔法瓶の水筒(すいとう)には、おなじ大きさのコップで8杯分の水が入りました。 タンブラーには、おなじコップで6杯分の水が入りました。 どちらのほうが、たくさん入りますか?
【問題3】 (問題2の続き)水筒は、タンブラーよりも「コップ何杯分」多く入りますか?
- 答え: [ ]杯分
【問題4】 小さなコップいっぱいの水を、大きなボウルにうつしました。 ボウルに入った水の「かさ」は、コップに入っていたときと比べてどうなりましたか?
- ふえた
- へった
- かわらない
第2部:どっちがひろい?「ひろさ」の問題
【問題5】 青いおりがみと、赤いおりがみを重ねてみました。 青いおりがみの「角(かど)」を合わせると、赤いおりがみが少しはみ出しました。 どちらのほうが「ひろい」ですか?
【問題6】 方眼紙(ほうがんし)に色をぬりました。どちらのほうがひろいですか?
- A: マス目を 9個分 ぬった形
- B: マス目を 11個分 ぬった形
【問題7】 下の2つの形、どちらがひろいでしょうか?マス目をかぞえてみよう。
- 左の形: たて3マス、よこ3マスの四角形
- 右の形: たて2マス、よこ5マスの四角形

【問題8】 形がちがっても、マス目の数が同じなら「ひろさ」はどうなるかな?
- A: 階段のような形の 8マス
- B: まっすぐな棒のような形の 8マス
- 答え: (おなじ / ちがう)
【問題9】 ノートの表紙と、教科書の表紙。 重ねてくらべるときは、どこを合わせると分かりやすいかな?
- まん中を合わせる
- 「かど(端)」を合わせる
第3部:【難解問題】よく見て考えよう!
【問題10】 下の画像を見て答えましょう。 Aの島とBの島、どちらのほうがひろいでしょうか? (※ヒント:色がついているマスの数を、根気よくかぞえてみてね!)



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