【理学療法士パパ直伝】小2娘と実践!スポーツを始める前に知っておきたい「ケガ予防&動きやすい体づくり」

運動

こんにちは!。

我が家の元気いっぱいな小学2年生の娘も、最近いよいよ本格的にスポーツに興味を持ち始めました。

親としては嬉しい反面、体の構造や動かし方を仕事にしている私としては、

「楽しく運動してほしいけど、ケガはしないでほしいな……」

と、ちょっぴり心配になることもあります(笑)。

そこで今回は、スポーツを始める子どもと一緒に確認しておきたい、

「体のちょっとした変化に気づくこと」

そして、

「足首を含めた体を動かしやすくするための簡単なストレッチ」

について、我が家で実践してみました。


子どもの「足のSOS」、見逃していませんか?

ある日のこと。

「パパ、見て見て!めっちゃ速く走れるよ!」

娘が家の中をドタバタと走り回っています。

元気いっぱいなのは良いこと。

……なのですが、そこは理学療法士パパ。

職業柄、ついつい子どもの動きを見てしまいます。

「おや? ちょっと着地のときに、かかとを気にしてない?」

もちろん、動きを見ただけで病気やケガを判断することはできません。

でも、スポーツを始めたり、運動量が増えたりする時期には、子どもの「痛い」というサインを見逃さないことが大切です。

特に成長期の子どもでは、走る・跳ぶ・蹴るといった動作を繰り返すことで、かかとや膝の周辺に痛みが出ることがあります。

代表的なものとして、

  • シーバー病(踵骨骨端症)
  • オスグッド・シュラッター病

などがあります。

どちらも成長期の子どもにみられるスポーツ関連の障害のひとつです。

難しい名前ですが、親として覚えておきたいのは、

「成長期の子どもが、運動に伴って繰り返し痛がっているなら、そのサインを放置しない」

ということ。

「ちょっと痛いだけでしょ」と我慢させるのではなく、まずは子どもの話を聞いてあげることが大切です。


親子でできる「簡単チェック」

では、我が家ではどんなことを確認しているのか?

特別な道具は使いません。

まずは、

「最近、走ったときに痛いところない?」

と聞いてみます。

そして、

  • 走ると痛い
  • ジャンプすると痛い
  • 階段で痛い
  • 朝から痛い
  • 運動後に痛みが残る
  • かかとや膝を気にしている

などがないか、普段の様子を見てみます。

痛みの場所を確認するときも、親が強く押して「痛い?」と何度も確認する必要はありません。

子どもが自分から「ここが痛い」と教えてくれることを大切にしましょう。

もし痛みが続く場合や、腫れがある場合、歩くことがつらい場合などは、無理に運動を続けず、医療機関に相談することも大切です。


「和式トイレ座り」で足首をチェックしてみた

もうひとつ、親子で遊び感覚でやってみたのが、

「かかとを床につけたまま、しゃがめるかな?」

というチェック。

いわゆる「和式トイレに座るようなしゃがみ方」です。

娘に、

「かかとを床につけたまま、しゃがんでみて!」

と言ってみると……

「余裕、余裕!」

……と言いながら、

コロン!

見事に後ろへ転がりました(笑)。

「パパ、床がツルツル滑るんだよ〜!」

……はい、出ました。

娘の謎の言い訳(笑)。

ただし、ここで大切なのは、

「しゃがめない=足首が硬い」ではない

ということ。

深くしゃがむ動作には、足首だけでなく、股関節や膝、体幹、足部、バランスなど、さまざまな要素が関係します。

だから、これだけで「足首が硬い!」と判断することはできません。

あくまで、

「親子で体の動きを観察してみる遊び」

くらいに考えるのがおすすめです。


足首を含めて「動きやすい体」をつくろう

足首は、走る・跳ぶ・しゃがむ・着地するといった動作に関わる重要な関節のひとつです。

ただし、

「足首は柔らかければ柔らかいほど良い」

というわけではありません。

大切なのは、その子に必要な範囲で足首が動き、さらに膝や股関節、体幹なども含めて、体全体をうまく使えること。

そこで我が家では、ストレッチも「頑張って伸ばす」のではなく、

「気持ちよく体を動かす練習」

として取り入れています。


親子で挑戦!「アイスクリームストレッチ」

以前、娘の足首周りを伸ばしてみようとしたときのこと。

私が足先を軽く押して、

「ほら、伸ばしてみよう」

と言うと、

「いててて!パパ、足がちぎれるー!」

と大騒ぎ。

いやいや、そこまでやってません(笑)。

ここで一度ストップ。

ストレッチは、痛みを我慢して強く伸ばせばいいわけではありません。

強い不快感や痛みがある状態では、体が防御的に反応して、かえって力を抜きにくくなることもあります。

そこで、我が家ではこんな声かけをしてみました。

「足の裏からふくらはぎに、太いゴムバンドが入ってると思ってみて」

「息を『ふぅ〜』って吐きながら、そのゴムが……」

「温かいアイスクリームみたいに、トロ〜ッと溶けていくイメージ!」

すると娘が、

「アイス?」

食いついた(笑)。

そこで名付けました。

『アイスクリームストレッチ』です。


やり方はとっても簡単!

① 親子で向かい合う

親子で向かい合って立ち、両手をつなぎます。

子どもがバランスを崩さないように、親がサポートします。

② 片足を後ろに引く

子どもは片足を一歩後ろへ。

前の膝をゆっくり曲げていきます。

後ろ足のかかとは、無理のない範囲で床につけておきます。

③ 「ふぅ〜」と息を吐く

ここがポイント。

「力を抜いて!」

と言うより、

「アイスがトロ〜ッと溶けていくよ〜」

と声をかけます。

そして、ゆっくり息を吐きます。

痛みを我慢する必要はありません。

「気持ちいいな」と感じられる範囲でOKです。


娘の反応は……

「ふぅ〜〜〜」

「アイスが溶ける〜〜〜」

と一緒にやっていると、さっきまで力が入っていた娘の体が少しずつリラックス。

「あ、なんか気持ちいいかも!」

そして、

「パパ、私のアイス、今イチゴ味!」

……なぜイチゴ(笑)。

でも、こうやって楽しく取り組めるなら大成功です。

その後、もう一度しゃがんでみると、

「パパ!今度はできた!」

と嬉しそう。

ここで大切なのは、

「ストレッチをしたから運動神経がアップした!」

と考えることではありません。

その日の体の状態によって動きやすさが変わることを、親子で体験してみる。

そして、

「自分の体って面白い!」

と思ってもらうこと。

私は、そこに大きな意味があると思っています。


スポーツのケガ予防は「ストレッチだけ」ではありません

ここは、理学療法士パパとしてぜひ伝えておきたいところです。

スポーツのケガを防ぐために、ストレッチだけを頑張ればいいわけではありません。

大切なのは、

  • 適切なウォームアップ
  • 体力や筋力に合った運動量
  • 正しい動作を少しずつ身につけること
  • 十分な休養
  • 運動後の体調確認
  • 痛みを我慢しないこと

など、いろいろな要素です。

そして何より、

「今日は体がどう感じている?」

と子ども自身が自分の体に目を向ける習慣を作ること。

これはスポーツを長く楽しむうえで、とても大切なことだと思います。


まとめ:体の仕組みを知れば、スポーツはもっと楽しくなる!

「パパ、私しゃがめたよ!」

得意げな顔をする娘。

そんな姿を見ていると、

「無理やり伸ばさなくて良かったな」

と改めて思います。

運動は、

「頑張れ!」

「もっと速く!」

「もっと柔らかく!」

と、根性だけで頑張らせる必要はありません。

体の仕組みを少し知って、

「どうしたら動きやすいかな?」

と親子で一緒に考える。

それだけでも、スポーツとの向き合い方は変わってきます。

そして、親子でストレッチをする時間は、

子どもの体の変化に気づく大切なコミュニケーションの時間

にもなります。

「最近、足が痛いって言うな……」

「運動したあと、いつも同じ場所を気にしているな……」

そんな小さな変化に気づくことも、立派なケガ予防の第一歩です。


今日の親子スポーツポイント!

今回のポイントをまとめると……

✅ 子どもの「痛い」は見逃さない

痛みが続く場合は、無理に運動を続けない。

✅ しゃがみ方だけで足首の硬さを決めつけない

足首だけでなく、股関節や膝、体幹、バランスなども関係します。

✅ ストレッチは「痛いほど頑張る」必要なし

「気持ちいい」と感じられる範囲で、ゆっくり。

✅ 「アイスクリームストレッチ」で楽しく!

「ふぅ〜」と息を吐きながら、体の力を抜いていきます。

✅ ケガ予防はストレッチだけじゃない

運動量・休養・筋力・動作・ウォームアップなど、総合的に考える。

そして一番大切なのは、

「子ども自身が自分の体に興味を持つこと」

だと私は思っています。

「パパ、今日は何味のアイスにする?」

なんて言いながら、今日も親子で楽しく体を動かしていきたいと思います!


⚠️ 大切な注意点

今回紹介したチェックやストレッチは、病気やケガを診断するためのものではありません。

ストレッチは痛みのない範囲で行い、痛みを我慢して続けることは避けましょう。

かかとや膝などの痛みが続く、腫れがある、歩くことがつらい、運動するたびに痛みが出るなどの場合は、無理に運動を続けず、医療機関に相談してください。

「楽しく動く」ことと「体のSOSに気づく」こと。

この2つを大切にしながら、子どもと一緒にスポーツを楽しんでいきましょう!

Movila(モビラ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました