こんにちは!「ネドの子供を運動好きにする理学療法士パパのスポーツ指導」へようこそ。医療職としての知識をフル活用して、小2の元気いっぱいな娘と日々「伴走型」の特訓に励むパパです。
さて、これまで二人三脚で挑んできた自転車特訓。ついに娘がカーブを曲がれるようになり、長かった「自転車の乗り方10のステップ」もいよいよ大詰め!今回は最後の2ステップ、「減速」と「停止」という最大の難関に挑んだドタバタ劇をお届けします。
激突注意!?「ブレーキはオンかオフか」問題
まずはステップ9の「減速とブレーキコントロール」です。 自転車を安全に止めるには、ただレバーを握ればいいわけではありません。「あそこで止まろう」と脳で距離とスピードを計算し、適切な力でブレーキをかける必要があります。さらに、ブレーキをかけると体は前に突っ込もうとする力(慣性)が働くため、腕を少し突っ張って体を支えなければなりません。
さっそく娘に「ブレーキかけて!」と指示してみたところ……。
「ギュッ!!」
なんと全身全霊のフルパワーでレバーを握りしめ、あわや前転しそうな勢いで前のめりに! (心の声:おおっと!娘のブレーキ、0か100かの考えになってる)
そこで理学療法士パパの出番です。感覚を掴ませるため、公園の地面に線を2本引きました。 「1本目の線でブレーキをかけ始めて、2本目の線でピタッと止まるゲームだよ。ブレーキは優しく握って、じわ〜っとね!」。
次にブレーキ開始線と停止線の位置を変えて、色々な距離で感覚を掴んでもらいました。
この「2本線ゲーム」を繰り返すうちに、娘はブレーキの強弱を体で理解し、見事にスゥーッと安全に減速できるようになりました。
脳内パニック!「止まる」と「足をつく」の同時ミッション
無事に減速できるようになったら、いよいよ最終ステップ10「完全停止と着地」です。 実はこれ、子供にとっては超高難度ミッション。スピードがゼロになる直前に車体を少し左に傾け、サドルから腰を落として左足をつく……つまり、「ブレーキの調整」と「着地の準備」という2つの動作を同時に行わなければなりません。
案の定、娘は自転車が完全に止まっているのに、足はペダルの上に乗せたまま。 「あっ、あれ!?グラグラするぅ〜!」と見事にバランスを崩してパニック状態に。 頭の中で「走るモード」から「止まるモード」への切り替えが追いつかず、脳内が完全に処理落ちしてしまっていたのです。
そこでパパは作戦変更。まずは私が自転車をガッチリ支え、「ブレーキをかけながら、左足をつく」という動作だけを反復練習しました。動きの回路を体に直接覚え込ませる作戦です。 「ギューッ(ブレーキ)、トン!(足)」 パパと掛け声を合わせながら何度も繰り返すうち、娘の体に「止まる時のリズム」がインプットされました。
そして迎えた本番。スゥーッと減速し、完全に止まる瞬間に……トンッ!見事な安定感で広めに足を開き、左足が地面に着地しました。
「パパ、できた!!」 満面の笑みで振り返る娘の姿に、思わずパパもガッツポーズです。
運動は「体の仕組み」を知ればもっと楽しい!
これでついに、自転車の乗り方10のステップをすべてクリアしました!あとは実際の道路で実践あるのみです。
子供に運動を教える時、「なんでできないの!」と焦ってしまうこともあるかもしれません。でも、子供がつまずくのには必ず「体の仕組み」や「脳の処理」といった理由があります。そこを少し紐解いて、一緒に遊び感覚で練習すれば、子供は驚くほどのスピードで成長してくれます。
これからも、無理なく楽しく、子供の「できた!」を引き出す伴走を続けていきましょう!
このブログが自転車練習の助けになると幸いです。
さて、次回は番外編。【命を守るヘルメットと鍵のかけ忘れに注意編】をお届けします。お楽しみに!


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